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社長コラム:PRESIDENT’S COLUMN

vol.043Easy

新春です。
4月といえば、多くの企業が新年度と、新卒の社会人を迎える1つの節目です。ドームは12月決算なので、4月は第2四半期の始まりとなります。

私達事で大変恐縮ではありますが、今年のドームのゴールは、「ホームランを打つ」。そしてテーマは「Easy!」としています。それぞれ、「ゴール」は「到達するべき目標の姿」、「テーマ」は「ゴール達成を目指す心構え」と定義しています。

「ホームランを打つ」

これは、年度目標の前提となる中期経営計画の中で「ドームという野球チームはどんな野球をするのか?」という例えの延長線上にある比喩的な目標です。『ドームというチームが目指す野球は"全員がフルスイングする野球"』と、定めています。受験勉強世代、ゆとり教育世代、色々な世代がドーマーズに所属していますが、総じて優等生タイプが多く、ピンチでもチャンスでもついつい監督や上司の顔色を見ながら仕事をするケースが散見されます。一方で、勝手にチームバッティングをしてみたりバントをしてみたり、といった選手も見受けられる...。ドームは新しいことに挑戦する若い会社、チームです。言うなれば「新しく作った少年野球チーム」と同じです。プロ野球の真似をしたり、大人びた理屈など全く必要ありません。そもそも野球は、思いっきり投げ、思いっきり打つこと、それが本能的に楽しいから成立した競技なはず。そして、快投乱麻、猛打爆発のヒーローになった自分を妄想して練習に励むものじゃないだろうか。反対に、大人びた理屈に自分を左右されている奴は単に勇気がないだけじゃないか? ...ということで、ドーマーズの選手達はどんな打席でも「ビビるな、フルスイングだ!」と求められます。上手くいったら喝采を浴び、失敗したら恥ずかしそうにベンチに戻る。それでいいじゃないか!! むしろ、失敗しても自分に負けずにフルスイングできたら堂々とベンチに戻って来い!一球一打に喜怒哀楽が爆発する、ドーマーズの選手みんなが活き活きと躍動する組織を作りたい、そんな思いが中期経営計画に込められています。

さて、今年のゴールの「ホームランを打つ」ですが、これは例え力一杯フルスイングをして、まぐれで当たっても、決してフェンスオーバーはしない、というのがその真の意味となります。理にかなったスイングをしないと、どんな怪力男が芯を食ってもフェンスを越えることはないのです。すなわち、ホームランとは「力」と「技」、「気合い」と「冷静さ」、「本能」と「理性」という相反する二つの力が高い次元で交わって初めて打つことができる、一種の「芸術」です。いつでもフルスイング、そして最も効率的なフォームを身につけることで初めて到達できる高度なパフォーマンスです。力んでもフォームは乱れるし、綺麗なフォームばかり意識してもフェンスオーバーは不可能です。不断の努力により、技が身に付いている前提で「こんちくしょー」とばかりにフルスイングして、初めて達成できるものではないでしょうか。

企業に例えると、安売りをすれば一瞬は売上げが上がるかもしれません。でも利益は犠牲にしなくてなりません。厳しい局面を乗り越えるには、まずは「よっしゃー!」と気合いを一発、次に冷酷なまでに論理的に最善の方法を導き出さねばなりません。すなわち、こうした高いレベルでの相反するオブジェクトを達成するのが芸術であり、企業にしてみるとそれ自体が価値創造であり、存在意義であるということです。ドームも今年でもう創業17年を迎えます。フルスイングを続けて17年。そろそろ人並みに技術が身に付いたのではないか、そろそろ一発出てもいいじゃないか、そもそも一発打つ為に打席に立っているんじゃないだろうか、というのが今年だ! ということです。失敗を恐れず、より力強く... 荒削りなフルスイングが多少の洗練を身に付け、出会い頭でもなんでもいいからとにかく一発、フェンスを越えよう! というのが今年の目指す姿です。会社として、個人として、各自が自分のホームランを設定し、具体的にそれをイメージし、最高の一打を決め、仕事の醍醐味を味わう...。そんな年にしたいと思っております。


次に、テーマである「Easy!」です。これが日常でいつも意識される心構えであるため、実は最も重要なものとなります。「Easy!」 この文字通り簡単な一言は、アンダーアーマーの契約選手であり、世界一のトライアスリート、Mr.アイアンマンであるクリス・マコーマック(通称:マッカ)との触れ合いの中からインスパイアされた言葉です。と、いうかパクった言葉です。マッカは昨年、日本で行われたトライアスロンレース『アイアンマン70・3 セントレア知多・常滑ジャパン』に出場し、見事優勝しました。勝って当たり前、というプレッシャーの下、実際のレースでは最後の2メートルで決着のついた正に「デッドヒート」でした。真の強さ、本当のヒーローとはこういう者だ! というのをまざまざと見せつけられたように思いました。ただ、彼が凄かったのは当日のみではありませんでした。短い滞在期間中、我々は様々な要望をマッカに投げていました。当然、レースが第一であり、精一杯の配慮を持っての依頼ではありました。ただマッカは我々のそんな心配をよそにあらゆるお願いに「Easy!」と答えて、快く受け入れてくれたのです。様々なアスリートと接してきましたが、ここまで協力的で、さらに「Easy!」という何ともカッコいい言葉で受け入れてくれる... もの凄い自信とそこからくる真の余裕を感じたモノです。


インタビューの中でも、マッカは「アンダーアーマーは最高のサポートをしてくれる僕にとって不可欠のパートナー。だから依頼に応えるのは当然、そもそもそんなお願いなんてチョロいもんだよ」と、Easy!な理由まで教えてくれました。もちろん、過酷な練習に挑む際にも「Easy!」と自分に言い聞かせる日々を送っている。なんと言うカッコ良さだろう。

練習の結果が試合に出る。

準備をした分しか結果には出ない。

であれば、十分な準備をしていれば、必ず結果が伴うはず。

阿部慎之助選手ほどたくさんは打てませんが、自分を信じ、少しのゆとりを持っていれば「ホームランを打つ」ことが出来るのでないだろうか。マッカのようにどんな困難を迎えても「Easy!」と自ら積極的に取り組むことが出来れば、成長し続けることが出来るのでないだろうか。

2013年のドームは「何でもござれ!」でございます。
何でもやります、やり抜きます。

最後まで頑張ります。そんなことはお易い御用でございます。
どうぞ、皆様もお気軽に「Easy!」に、何でもドームにご用命くださいませ!

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