vol.053夢
夢を見づらくなったこの国で、
僕らは大きな夢を持とう。
「こうなったらいいな」 無邪気に思える心。
「今日は何が起こるだろう」 ワクワクする日々。
「こんなことになったら、どれだけ楽しいだろう」
明日への希望、明るい未来こそ生きる力。
何不自由なく暮らせる僕らは、大きな夢を持とう。
夢を持って生きる喜び
叶わない苦しみ
その瞬間瞬間が、新しい彩りとなって
生命は分厚く息吹いていく。
「こうなったらいいな」
を自分の決意にしよう。
結局のところ人生は 自分の決意や信念を貫くことでしか作れない。
怖ければ怖いほど
夢に力を借りて
そこに飛び込んでみよう。
生きるとは
幸せとは
結局のところ
自分の夢を決意に変え
真っ正面から立ち向かったかどうかではないだろうか。
数兆数京ある星の中
何かの因果で地球に生まれ
100年足らずのちっぽけな生命を授かり
夢も持たず、輝きも放たぬまま
朽ち果てるものであるべきか。
鏡の前で 素っ裸になって
生まれたままの自分を
ちっぽけな自分を
バカみたいに笑い飛ばしてやろう。
「何でもできる!」
そんな勇気がモリモリと湧いてきやしないだろうか。
同じ星、同じ時代に生まれた仲間たちと
夢を、決意を、裸になってぶつけ合おう。
血液が沸騰し
勇気がモリモリ湧き上がり
生命が分厚く盛り上がり
人生がキラキラと輝き始めるんじゃなかろうか。
裸の自分が描く夢 キラキラ輝く自分
瞬きのような短く儚い人生を
仲間と共に、分厚いものにしていこう。
僕らは、夢に向かって
キラキラ輝きながら生きていこう。
Walk to the Dream.
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※本コラムは、「Dome Journal vol.34」に掲載されたものです。
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