• ACCESS / CONTACT
  • UNDER ARMOUR
  • Facebook
MENU

スポーツ産業化の推進:SPORTS INDUSTRIALIZATION

スポーツ産業化への道

欧米でスポーツが盛んであることは、少しでもスポーツが好きな人であればご存知だと思います。実際のデータで確認すると、その差は歴然です。米国はこの20年間でスポーツ産業が飛躍的に伸び、自動車産業をも凌駕する勢いで成長を遂げています。それに対し、日本は停滞を続けています。

イメージ

この差は、決して文化の違いから来るものではありません。背景にあるのは、米国が行ってきた様々なスポーツ改革。そこに共通するのは、スポーツに「経営ビジョン」を持ち込み、これまで「コストセンター」だと思われていたスポーツを「プロフィットセンター」として変革。スポーツに対し積極的な投資を行う、という考え方です。生観戦はもとより、インターネットなどさまざまなメディアによる観戦需要を作り出すことで、スタジアムに隣接する商業施設での飲食、観光、そのための交通、スポーツ施設の建設需要といった付帯産業も含め、経済効果は拡大していきます。

一方、日本では20年の間、スポーツがコストセンターとして認識されていることに変わりはありません。スタジアムやアリーナなどのスポーツ施設が郊外の何もない場所に建設され、多くの学校が土のグラウンドや冷暖房設備のない体育館を依然として使っていることなどが、その事実を物語っています。

しかし裏返せば、それは「日本には、スポーツが巨大な成長産業となる大きな可能性が秘められている」ということ。ドームが掲げる「スポーツを通じて社会を豊かにする」というミッションを実現するためには、日本のスポーツ産業化が不可欠。スポーツ市場自体が拡大することは当然、ドームの成長にもつながります。そのため、あらゆる側面から日本のスポーツに改革を起こそうと考えています。

進行中のプロジェクト

ドームは現在、スポーツ産業化を目指し、個別の事業やアセットを活用しながら、大小さまざまなプロジェクトを進めています。スポーツ産業化という明確なビジョンのもと、いずれのプロジェクトも経済、教育、健康というスポーツの本質的な価値を連鎖的に引き出し、最大化させ、日本のスポーツ界に世界基準のイノベーションをもたらすことを目指しています。ここでは、その代表的プロジェクトを紹介します。

イメージ

いわきグローリープロジェクト

「東日本大震災からの復興の一助となりたい」という思いからスタートしたこのプロジェクト。現在掲げているゴールは「スポーツを通じて、いわき市を東北一の都市にする」こと。福島県いわき市に新しい物流センター「ドームいわきベース(DIB)」を建設し、雇用を生み出すとともに、地域活性化に一役買いたい。そんな思いのもと、サッカークラブ「いわきFC」を立ち上げました。将来的には、いわき市内にホームスタジアムを建設。スポーツアカデミーも開校し、いわき市全体の成長につなげていきたいと考えています。

アカデミック・インフラストラクチャー
プロジェクト

部活、体育施設、大会運営など体育教育の現場を産業化し、生まれた資金を教育環境改善のために再投資するプロジェクトです。
具体的には、学校とのパートナーシップ契約を通じたチームカラー・ロゴの統一などに始まり、体育会各チームの強化、ライセンス商品やスポーツウェアの販売、さらには学校全体のブランディング、体育局の設置、ファシリティの整備といった改革にも及びます。スポーツに、教育機関の「暖簾」という役割を持たせることが、大きな目標です。現在、筑波大学などとパートナーシップを結び、大学のブランド力向上と地域貢献の観点から協業を進めています。

さらに詳しく知りたい方は

ドームは、「スポーツを通じて社会を豊かにする」というミッションのもと、グローバルな視点に立って集めた情報を、具体的な戦略や事業プランに落とし込んでいます。そんな上流の考えから下流の実行策まで一気通貫した内容をお伝えするべく、広報誌「DOME JOURNAL」を発行しています。スポーツ産業化や、プロジェクトの詳細についてもっと知りたい方は、ぜひご一読ください。