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ドームヒストリー:HISTORY

1999スポーツサプリメントの必要性

アンダーアーマーとの出会いと時を同じくした1998年、安田はNFLヨーロッパのコーチ時に、2mを超えるほどの身体を持ちながらもグランドではチーターのように俊敏に動く選手たちを観察していたところ、彼らが常に摂取していたサプリメントと出会いました。

日本と欧米アスリートの体格や運動能力の違い―

これは人種の違いという一言で片付けられるものではなく、明らかに栄養=サプリメントに対する意識の差であることを安田は現地で実感しました。
NFLヨーロッパでの派遣期間満了後の1999年、日本でもアンダーアーマーがトップアスリートたちに認められ、取引先が徐々に拡大していく中、現場からサプリメントが大きなニーズとして浮上してきました。

日本に流通している既存の商品では満足できないアスリートたちが、「何かいいサプリメントはないか?」と口を揃えて訴えてきたのです。そこで安田はNFLヨーロッパ時代の人脈を生かし、アメリカでは誰もが知っていて、現地の選手が常に摂取していた米国最大手のサプリメントブランドを日本に持ち込む交渉を開始。当時そのブランドは海外展開に注力していなかったこともあり交渉は難航しましたが、度重なる折衝の結果、取り扱いが実現しました。

しかし、サプリメントの輸入は日米の法律の違いによる規制の壁が立ちはだかり、アメリカではどこでも売られているサプリメントのほとんどが輸入不可、もしくは異常に高い関税が課せられました。日本人アスリートは、ただでさえたんぱく質(プロテイン)の摂取量が少ないため、サプリメントでの摂取が絶対的に必要なのですが、肝心の商品が日本で展開できません…。

「それならば、日本で作ってしまおう」
こうした必然的な流れから、ドームはスポーツサプリメントの自社ブランド開発に乗り出すことになったのです。

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