14.03.28上村愛子選手(フリースタイルスキー) 地元白馬でのフィナーレを優勝で飾る
3月27日行われた第34回全日本スキー選手権大会フリースタイル競技にて、
アンダーアーマー契約アスリート、上村愛子選手(北野建設)が見事優勝の栄冠に輝きました。
また、モーグルを始めて約20年、そのうち18年間はナショナルチームに所属し、モーグル界のトップを走り続けてきた上村選手はこの大会を最後に現役を引退。選手生活に有終の美を飾りました。
大会当日、ガスがかかり実施が危ぶまれていましたが、予選開始時には視界が開け、決勝時には快晴に。
上村選手は予選・決勝共に別格の滑りでトップ通過。
「最後なので思い切り跳びました」と振り返ったスーパーファイナルでは、渾身のバックフリップで決めてくれました。バネのようにしなやかな動きでコブをリズミ カルに攻略する姿、小さい身体ながらもジャンプで大きく羽ばたく姿。目を奪われるような最高の演技でフィニッシュし、会場は大歓声に包まれました。
引退試合をお膳立てするかのような最高の天気の中で見せた "圧巻の滑り"。
口を揃えて「愛子選手のようになりたい、愛子選手と滑りたい!」と目を輝かせる中高校生のジュニア選手。「娘を愛子さんのようにしたい。愛子さんが大好き」と話す、ジュニア選手のお母様たち。会場は、そんな人々であふれていました。
株式会社ドームは2012年から上村選手とアドバイザリー契約を締結し、3年目を迎えました。
ブランドを象徴するキャラクターとして、過去2つのCMに加え、様々な場所でブランドの成長をサポートしていただきました。
#アンダーアーマー 「I WILL. UEMURA -WINTER- 」
#アンダーアーマー 「I WILL. UEMURA」
上村愛子選手、感動をありがとうございました。
上村愛子(うえむら あいこ)
1979年生まれ。156㎝。兵庫県出身。北野建設所属。
小学校1年生からスキーを始める。 中学2年時に始めたモーグルで、2007-2008シーズン、W杯5連勝で日本モーグル界初の種目別年間優勝を達成、2008-2009世界選手権大会シ ングルレース、デュアルレースの二冠を達成するなど日本を代表するモーグル選手に。2009年に入籍したアルペンスキーヤー皆川賢太郎選手とともに出場し た2010年のバンクーバーオリンピック冬季五輪を含め、オリンピック4大会連続入賞も果たす。その後、1年間の休養を経て、2季ぶりに出場したワールド カップ(苗場大会)のデュアルでは、復帰4戦目にして準優勝を飾る。ソチオリンピックでは4位とメダルを逃すも、最後まで攻めの姿勢で戦い抜いた姿が記憶 に新しい。