14.03.17一ノ瀬優希選手(プロゴルフ)、気持ちで掴んだツアー2勝目
3月14日~16日に行われた女子プロゴルフツアー第2戦『ヨコハマタイヤ ゴルフトーナメント PRGRレディスカップ』にて、アンダーアーマー契約アスリート、一ノ瀬優希選手がプレーオフを制し優勝。昨年に続きツアー通算2勝目を飾りました。
トップと2打差、3位タイにてスタートした一ノ瀬プロは、2番でボギーを叩くも勢いはそれから、5番でバーディー、スコアを振り出しへ。9番バーディー、10番イーグル、11番バーディーと一気にスコアを4つ縮め15番でもバーディーを奪取。この日-5、67のハイスコアを記録。トップでホールアウトしました。
優勝の行方は自身初のプレーオフ。緊張感を楽しむかのように終始笑顔でプレーし、1回目でバーディーパットを決め優勝。バーディーラッシュの最終日、最後もバーディーで優勝を決めました。
一ノ瀬選手らしいガッツポーズと笑顔溢れる優勝に、会場全体から大きな拍手が起こりました。
「1月の怪我での練習不足から、ライバルに比べ練習量が少ない状態。でも気持ちだけは負けたくないと思ってプレーしました。今日の優勝は気持ちで掴んだ勝利です」 優勝インタビュー時の笑顔は、自信に満ち溢れたプロの表情でした。
「着心地が最高、デザインも好き」というアンダーアーマーを昨年より愛用。今年度から正式にアンダーアーマーの契約選手としてアパレルを着用しています。
先週の開幕戦では悔しい予選落ちを経験しましたが、翌週は優勝という最高の結果。優勝時のウェアは開幕戦最終日で着る予定だった、紺色がポイントのコーディネートでした。「何となく着てみたら、優勝しました。初優勝の時も紺。私のラッキーカラーなのかな?」と嬉しそうに話してくれました。
昨年よりドームアスリートハウス(DAH)にてシーズン中も定期的なトレーニングを行ってきました。
1月にはハワイキャンプにてフィジカルトレーニングをメインに実施。今シーズンの飛距離が平均5ヤード伸びた結果、セカンドクラブを変更。ピンを上から狙う攻め方を習得、プロゴルファーにとって最高の技と安定感を身につけました。
「今年こそは複数回優勝を目標」と掲げている中、ツアー2戦目にして1勝を記録するという幸先良いスタート。先日オリンピック強化指定選手にも選出され波に乗っている一ノ瀬選手を、株式会社ドームはこれからもサポートしてまいります。
一ノ瀬 優希(いちのせ ゆうき)
1988年生まれ。158㎝。熊本県出身。加賀電子所属。中学生になる頃からゴルフを始め、父の厳しい指導のもと2007年にプロテストに1発合格。同年の「LPGA新人戦 加賀電子カップ」で優勝を果たす。さらにQTで翌年の全試合の出場資格を取得し、その後3年連続でシードを獲得。2011年シード権を逃すものの翌2012年自己最高の賞金ランク33位で再びシードを獲得。同年の「Tポイントレディス」ではプロ7年目にしての初タイトルを獲得。